大正生まれの義理の祖父
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
自分自身の祖父母とは、仲が悪いとか嫌っていたという訳ではなかったのですが、
中学・高校生になると自分のことが優先で、
会いに行く回数が減り、社会人になると増々疎遠になり、
そのまま...と。
その分というか、祖父母たちに何もしてあげれなかった分、
主人の祖父とは、家から1時間程度で行けるので、
月に1回程度、会って話したりごはんを食べたりするようになりました。
大正生まれの祖父は祖母を亡くて約10年。
それまで、お米をといたこともなかった男性が、
行政のサービスを受けずに、一人で暮らしています。
火事や詐欺に気を付けないと危機感を持っている分、
しっかりしてます。
でも、最近の口癖は、『もうボケた』『まるで赤ちゃんと同じだよ』です。
確かに年相応で、物忘れは増えただろうけど、
痴呆という感じではないし、
台所を見るとゴミもしっかりと分別して、冷蔵庫内も整理されてるし、
また外へ出る時の身だしなみには特に気を付けています。
そんな祖父に、敬老の日ということで、ご馳走することに。
この先、何十回もあるわけじゃないし、少し奮発して
銀座でランチしました(^^♪
スマホも持ってない祖父と銀座で待ち合わせって、
今の時代じゃ不安ですが、なんとか合流できお店へ。
chez tomo
前菜、生うにの貴婦人風から始まり、
お肉やお魚を選んで、デザートまでというフレンチのコースを。
どれも手のこった料理でしたが、
中でも、野菜の盛り合わせは、手の込みようがお見事でした。
↑野菜と調理方が等間隔に書いてあります。
その上に、
一つ一つ、調理法や味付けが異なってて、食べながらワクワクします。
他の料理もおいしくいただきました。
さらに、バケットやトーストをサーブしてくださるのですが、
祖父のは、パンの耳を取り除いてくれてました。
おかげ様で、パンを1回おかわりして、
何一つ残さずに、完食しました。
あの食欲があるなら、もう少しは大丈夫でしょう。
この日は、ほとんどが女性のお客様でほぼ満席のようでした ↓
大正・昭和・平成と生きてきた祖父に、
どの時代がよかった?と聞くと、
『ワイフがいた時だよ~』と。
毎日一人で、寂しかったでしょうし、
祖母がいた時は、家庭のことは一切しなかった祖父。
有難みが痛いほどわかり、申し訳ないことしたと反省してました。
旦那よ!ちゃんと聞いたか??
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